療養型病院は長期入院が多い

療養型病院とは、病床が設置されている場所によっての違いです。
医療法によって区別がされていて、急性期の患者のため病院は一般病床、慢性期の患者のためには療養型病院とされています。
入院期間も一般病床は約1ヶ月前後が多く、手術や全身管理などの濃厚な治療や看護が必要な患者が多いところです。

療養型病院は、急性期を過ぎた病状が安定している患者が多いのですが、治癒が困難な状態の患者が多くなります。入院期間も長くなっています。
看護の仕事の違いは、療養型病院は病状は安定しているので、医師の補助系は少なく、介護系の仕事が多くなります。
一人の患者とはじっくり向き合うので、気持ちのこもった看護ができます。

一人ひとりには余り手がかからないため、対応する患者の数は多くなるのですが、
急性期を越えている患者なのでゆったりした雰囲気がありますので、育児休業があけて復職の場合などには最適と思われています。
療養型病院の場合の看護師の数は、一般病床が患者3人に1人ですが、4人に1人になっています。
設備の点では、療養型病院は、基本的に必要な医療機器だけですむので、談話室が広くあったり、病室も広いことが多いです。
療養型病院にも介護保険適応病棟は、ゆったりさが多く感じられます。
医療処置などはなく、ヘルパーの様な仕事もあり、明るい雰囲気のなかでの仕事ですが、やはり、充分な経験を積んでからの分野ということがあります。

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